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梅雨に入りましたが今週末は快晴続きの散策日和です。
先日は「国宝 大崎八幡宮」を散策したので、今回は伊達政宗公霊屋「瑞鳳殿」に伺いました。
自宅から寄り道せずに瑞鳳殿へ直行です。この地区の「霊屋下」という住所、当初はどう読むのかわかりませんでしたが「おたまやした」でした。伊達家代々の霊廟があることでその名が付いたそうです。会津では藩主の霊廟を「御廟(ごびょう)」と呼んでいますが、同じ意味合いですね。
瑞鳳殿のお客様用の無料駐車場に車を止めてすぐ眼の前の坂。杉木立の参道が期待を膨らませます。
駐車場から登りすぐ左手に伊達家の菩提寺「正宗山 瑞鳳殿」。
臨済宗妙心寺派の仏教寺院で、山号が正宗山。開山は清岳、開基は仙台藩2代藩主の伊達忠宗、本尊は平泉の毛越寺より遷した釈迦三尊像(釈迦・文殊・普賢)とのことです。
平泉と言えば、「中尊寺」というイメージでしたが、「毛越寺」にも参拝してみたいですね!
こちらが瑞宝寺の本堂。落ち着いた佇まいです。境内には、高尾門や鐘楼、伊達忠宗寄進の梵鐘などがありました。
蝶々も美味しそうに花の蜜を吸っています。
こちらが経ケ峯・霊屋(墓所)の全体像です。
大きくゆったりとした杉木立の参道が続きます。
老杉の巨木が立ち並び、石畳がしっとりとした涼しさを漂わせていますが、紫陽花がまた一層清々しさを際立たせていました。
こちらが瑞鳳殿の入り口です。入場料は大人一人550円です。(入場料の案内はこちら)
入場してすぐに手水舎、そして、こちらの「涅槃門」があります。漆黒に映える色鮮やかな装飾が目を引きます。大崎八幡宮と同様に安土桃山文化の豪壮で華麗な建築を楽しむことができます。
瑞鳳殿は、本殿・拝殿・唐門・御供所・涅槃門からなりますが、こちらは「拝殿」
そしてこちらが「唐門」となります。
写真に見える紫色の看板(要所々々にあります)には音声案内のQRコードが設置されていました。(参照:解説案内版に音声コードUni-Voiceが付きました!)
紫色の羽織を来た人がボランティアで解説をしているのですが、この日は休日ということもあり皆さん引っ張りだこでしたので、こういった音声案内は利用したいですね。
※Uni-VoiceアプリのDLが面倒でこの日は利用しませんでしたが^^;
こちらが瑞鳳殿です。「きらびやか」とはまさにこのために用意されている言葉でしょうか。美しい彩色です。
どのアングルから見ても美しいです。
寄っても美しいですね!
流石は伊達の政宗公霊廟といったところでしょうか。
1931年には桃山文化の遺風を称える廟建築として国宝に指定されていたようですが、1945年の戦災で焼失してしまい、現在の建物は1979年の再建・2001年の改修によるものとのことです。
こちらは戊辰の碑。今年は戊辰戦争150周年ですね。
「感仙殿」二代藩主 伊達忠宗公の霊屋です。
「善応殿」三代藩主 伊達綱宗公の霊屋です。
いずれも、瑞鳳殿よりは少し控えめに作られていますが美しい霊廟です。
瑞鳳殿~感仙殿・善応殿からの帰路となる参道ですが、こちらからは帰らず、、、
散策路をチョイス!とても市街とは思えないすごい原生林感です。シダがすごいです。
(仙台には青葉山や台原・水の森など市街地に原生林が沢山ありますw)
こちらのルートで「公子公女廟(御子様御廟)」もお参りしました。
霊屋内では、終始野鳥の鳴き声が美しく響いていました★
経ケ峯歴史公園「瑞宝寺・瑞鳳殿」
お問い合わせ:公益財団法人 瑞鳳殿
所在地:〒980-0814 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
TEL:022-262-6250
FAX:022-262-6251
URL:http://www.zuihoden.com/