2024年 仙台の新しい開発プロジェクト・再開発

仙台の新しい開発プロジェクト

現在、仙台全域で進行している商業・教育・医療・文化施設など、新しい開発プロジェクトをご紹介します。

目次

仙台市【青葉区】の新しい開発プロジェクト

せんだい都心再構築プロジェクト

2019年~2030年までの長期計画

第一弾施策 老朽建築物の建替えと企業立地の促進など
まばゆい輝きを放つ、多彩で魅力的なまちを目指し、経済・交流の中心的舞台である仙台都心に新たな息吹を吹き込み、都市機能の向上を図る「せんだい都心再構築プロジェクト」を始動します。 働く場所、楽しむ場所、憩いの場所として選ばれるまちの実現に向けて、様々な施策を講じていきます。

  • 旧さくら野百貨店(下記参照)
  • 藤崎本館と周辺一帯の再開発計画(青葉通沿のサンモール一番町から東側のファーストタワーの手前までの約17,000㎡を一体的に再開発)
  • 読売仙台ビル・新伝馬町中央通りビル(イオン仙台店)建て替え計画
  • GSビル跡地開発計画(現在はコインパーキングとして暫定利用中)
  • 仙台フォーラス再開発計画(ビジネスホテルを併設して全面改築)

参照サイト:市役所プロジェクト概要

仙台市新本庁舎(建替)

2028年度利用開始・2030年完成予定

写真引用:仙台市本庁舎建替基本設計書

新本庁舎の高さは約80メートル、延床面積約62,000平方メートルで、現本庁舎の約2倍の大きさ。地上15階、地下1階の建物とし、地下1階は駐車場、1・2階は市民利用・情報発信機能、4階には災害対策機能、4〜13階に行政機能、14・15階に議会機能が配置される。

2020年12月現在:新庁舎の基本設計を委託する事業者が決定したと発表。受注候補者=東京の石本建築事務所、千葉学建築計画事務所による共同企業体(JV)。

2022年7月版の市政だよりによると、本庁舎の整備は、現本庁舎を一部残し、継続して使用しながら建設工事を進める。令和5年度から先行解体、令和6年度に1期工事着手、令和10年度(2028年)に新庁舎1期の供用開始となり、現本庁舎の解体後に2期工事着手、令和12年度(2030年)の完成を目指すとのこと。

参考サイト:仙台市役所:仙台市役所本庁舎建替

勾当台公園(再整備)

2030年度完了予定

1989年に勾当台通の直線化に伴い再整備され、30年以上が経過した公園を一新する素案が公表されました。「仙台の庭」として価値を高め、建て替える市役所本庁舎との一体的な活用を目指します。

公園を三つのエリアに分け、
・勾当台通西側の「にぎわいの広場(市民広場)」は交流・にぎわいの拠点。一番町商店街から定禅寺通、つなぎ横丁、市民広場、市役所本庁舎と南北に直線でつながる空間形成を目指す。市民広場と表小路、市役所敷地内の広場の一体的な利用も目指すとともに、防災機能を備え、災害時の対策拠点としても活用する。イベント用の電源や給排水設備なども拡充させる。
・県庁西側にある「歴史の広場」は勾当台通との一体的な歩行空間を形成する。多くの路線バス、高速バスが止まる「県庁市役所前バス停」と連動させた休憩スペース配置などを目指す。
・県庁南側の「いこいの広場」は、都心のまとまりある緑と広場空間を再構築する。野外音楽堂の改築と再配置、芝生広場の設置を検討するほか、トイレや売店のリニューアル、カフェ開設なども視野に入れる。
という整備方針となります。

仙台市は2021年度内に基本構想をまとめ、22年度中に基本計画を策定。25年度に工事着手、20230年度の完了を目指します。

参考:河北新報:2021年11月11日記事
参考サイト:仙台市 勾当台公園再整備事業

定禅寺通(再整備)

2027年〜2030年度完了予定

定禅寺通は、美しいケヤキ並木や主要な文化施設があり、また定禅寺ストリートジャズフェスティバルやSENDAI光のページェントをはじめとする様々なイベントの舞台として、市民や多くの来訪者にも愛される仙台市のシンボルロードです。
これまでも文化を創造する魅力ある街づくりや、ケヤキ並木を活かした都市景観づくりが進められてきましたが、国内外、そして未来に誇れる都市文化の発信地として、さらなるブランド力向上を目指し、仙台市では、平成29年4月より定禅寺通の活性化に向けて新たな取り組みを開始しました。
道路空間の再構成やエリアマネジメントの導入なども視野にいれ、魅力ある空間の創出をきっかけとして、まちなかの人の回遊性を高め、仙台市がより一層多くの人々を魅了する活力ある都市となることを目指します。

参考サイト:仙台市 定禅寺通活性化の推進について

さくら野百貨店仙台店跡地開発

2024年度着工〜2027年度完成予定

仙台駅前、旧さくら野跡地再開発 ドンキ運営会社が名乗り
2017年2月に閉店したさくら野百貨店仙台店の跡地の約8割を、ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、東京)が取得。JR仙台駅前の一等地で再開発計画がいよいよ動き出します。

高さ150mのオフィスと高さ130mのホテルの2棟を建設し、低層階を商業施設でつなげる計画で延べ床面積最大11万平方メートル。計画では、旧さくら野百貨店に隣接した「新東北ビル」も再開発の対象に含まれており、2024年度着工、2027年度の完成を目指します。ビルの建て替えなど再開発を促す仙台市の「せんだい都心再構築プロジェクト」による容積率緩和を目指し、高機能オフィスを整備する予定。

電力ビル解体・跡地開発(35階建・高さ180mの複合施設)

2025年度着工〜2035年度頃完成予定

仙台市青葉区一番町三丁目七番地区再開発計画
仙台市青葉区一番町の複合ビル「電力ビル」の解体と周辺区画を含めた再開発を巡り、事業計画を検討する「一番町三丁目七番地区市街地再開発準備組合」は2023年4月3日、地上24階と地上35階程度の高層ビル2棟を建設する構想を明らかにしました。

南街区と北街区で構成され、規模は、南街区が敷地面積約7,740m2、延べ面積約118,000m2、地上35階、最高高さ約180m、北街区が敷地面積約3,500m2、延べ面積約54,000m2、地上24階、最高高さ約135m。両街区ともオフィス、商業、駐車場が入るほか、南街区はホール、北街区は宿泊施設という計画。

組合によると、2025年から別館の解体工事が始まり、2030年に本館の解体着工、工事着手から10年程度での完成を目指す。オフィス機能を中心とし、低層階には店舗フロアも設ける。宿泊施設の誘致も検討。仙台市民に親しまれた「電力ホール」に関して、組合は「ホール機能は残す方針だが、規模は縮小する可能性もある」と説明。

2024年3月29日現在:2棟のビルを建て広場や歩道を整備、飲食店も入る。低層階には既存ビルの音楽ホールの規模をコンパクトにした多目的ホールや会議室などを設ける。素材や意匠で仙台らしさを表現し、新たなランドマークを目指す。

参考サイト:河北新報
参考サイト:東日本興業株式会社『仙台市青葉区一番町三丁目七番地区再開発計画』について(PDF)
参考サイト:仙台市(仮称)一番町三丁目七番地区第一種市街地再開発事業

仙台駅前「青葉通広場化」計画

2022年度社会実験実施・同年度末に基本方針策定予定→さくらの跡地開発の終了に合わせ2027年度完成予定??

仙台市はJR仙台駅西口(青葉区)の青葉通を一部広場化する構想の実現に向け、沿道地権者や交通事業者が集まる「青葉通駅前エリアのあり方検討協議会」を6月1日に発足。
検討対象のエリアは青葉通のうち、駅前通交差点-愛宕上杉通交差点間の約150メートル区間。仙台市が作成した屋外広場のイメージ図によると、中央分離帯のケヤキ並木や歩道の街路樹は生かし、片側4車線の車道を一部緑地化する。テーブルやベンチを配置し、歩行者が散策できるようにする。仙台市によると、協議会では車両の通行を一部認める広場化、車道上を広場にするのではなく地下道やペデストリアンデッキを活用し、広場的な機能を持たせる案などを含めて議論する。

駅前の青葉通は南側のGSビル跡地で、オリックスグループ(東京)が商業施設「EDEN(エデン)」との一体的な再開発を検討する。北側の旧さくら野百貨店はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、東京)が主体となり、オフィス、ホテル、商業施設の複合ビルの開発を目指す。

参考サイト:河北新報

東北大学農学部跡地開発(仙台厚生病院 移転・イオンモール仙台雨宮(仮称))

仙台厚生病院 2024年5月開院予定
イオンモール仙台雨宮(仮称) 2024年3月工事着工、2025年9月完成予定

東北大学農学部跡地開発(仙台厚生病院 移転・イオンモール仙台雨宮(仮称))

北仙台エリアにイオンや集合住宅、医療施設ができます!
東北大学農学部のあった雨宮キャンパス跡地がイオンモールに。商業棟は地上4階で、北仙台エリアに初の大型ショッピングモールとなります。あわせて厚生会が医療・福祉施設(仙台厚生病院)の整備を実施中(2024年5月竣工予定)。また北側約1.6haに集合住宅を整備中(シティハウス堤通雨宮町、プラウドシティ仙台上杉山通)。安心して暮らせる街づくりが進んでいます。

参考サイト:20240207「(仮称)イオンモール仙台雨宮」開発計画について

仙台市音楽ホール

建設地決定・2027年着工〜2031年度の開館目指す

仙台市音楽ホール、青葉山交流広場に建設決定
2000席規模の「生音源に対する音響を重視した高機能、多機能ホール」の整備を提言。300~500席程度の小ホールも備え、管弦楽やオペラ、歌舞伎など幅広い舞台芸術を上演できる施設を目指す。

新たな音楽ホールの建設地を市地下鉄東西線国際センター駅北側「せんだい青葉山交流広場」(青葉区)と決定した。東日本大震災の中心部メモリアル拠点との複合施設にする。青葉山地区の将来像を描いた「青葉山エリアビジョン」を策定する方針も。市が1992年に音楽堂構想を掲げてから30年。長年の市政課題が具体化に向けて動きだす。

2024年9月:仙台市が青葉区青葉山に整備する新音楽ホールと東日本大震災中心部メモリアル拠点との複合施設を巡り、市は9月8日、基本設計の業務委託候補者を決める最終審査を行い、5者の中から藤本壮介建築設計事務所(東京)を選んだと発表。市は同事務所との協議などを経た上で、12月に契約を締結する方針。

参考サイト:河北新報社
YouTube:(仮称)国際センター駅北地区複合施設[音楽ホール・中心部震災メモリアル拠点]基本設計業務委託に係る公募型プロポーザル 設計者選定 最終審査 公開プレゼンテーション及びヒアリング

仙台城跡保存活用計画(大手門復元など)

2021年〜2038年計画

仙台城跡(青葉区)の大手門復元、脇櫓(やぐら)(隅櫓)の建て替えを盛り込んだ整備基本計画(2021~38年度)の最終案を了承した。巽(たつみ)門跡から本丸跡へ至る登城路の復元整備、城郭らしい景観づくりを進める「修景」などにも乗り出す。

最終案によると、大手門復元は21~30年度の10年間に測量や文献調査、発掘調査を実施する。31年度から基本設計に着手し、38年度までの完成を目指す。脇櫓は大手門と一体的に整備し、史実に沿った形で建て替える。巽門跡登城路は26年度以降に設計、施工。

参考サイト:河北新報

次世代放射光施設(NanoTerasu)、サイエンスパーク構想

未来を担う最高水準の施設で研究、仙台から世界へ発信!
次世代放射光施設NanoTerasu(ナノテラス)は、日本初の官民地域パートナーシップの枠組みのもと青葉山新キャンパスにて整備が進んでおり、2024年4月1日に運用が開始されました。

同施設には日本初の最先端の加速器技術や光源技術が注ぎ込まれており、これまで視えなかった世界をデータ化(可視化)することで、新材料やデバイスの開発、生命機能、創薬の研究開発など幅広い分野での活用が期待できます。 NanoTerasuという新たなイノベーション創出のためのツールが整備され、様々なステークホルダーが幅広い分野で連携・共創することで、優れた研究成果の創出や社会課題の解決、そして新たな社会的価値の創造が期待されます。

そこで東北大学では、産学官金の結節点となり、社会価値創造を行う共創の場「サイエンスパーク」の整備を進めています。NanoTerasuに近接する青葉山新キャンパスの南東、約4万㎡のスペースでは現在、民間企業等が入居可能な研究棟が整備中です。 東北大学はNanoTerasuを中核とした、産学官金による「共創プラットフォーム」の構築を目指します。

参考サイト:東北大学:NanoTerasuとサイエンスパーク

(仮称)愛子土地区画整理事業

2024年度完成予定

スポーツやアウトドアが楽しめる新レジャースポット誕生の期待
国道48号線・愛子バイパス近辺(錦ケ丘のニュータウン入口付近)に新たな商業施設の計画あり(総面積は楽天生命パーク宮城の約12個分)。敷地内には飲食施設の他、スポーツやアウトドアをエンジョイできる屋外施設が作られる構想も。現在は事業化段階だが、実現すれば新たなレジャースポットとして賑わいそうです。

錦ケ丘商業ゾーンプロジェクト(ヒルサイドモール隣接地)

2021年秋以降〜随時開業

錦ケ丘(ヒルサイドモール北側隣接地)に「クスリのアオキ」をはじめ、スーパーや飲食店などの商業施設がオープンします。計画人口約15,000人の錦ケ丘、2015年度に小学校開校、2019年度に中学校が開校し、この町での生活がさらに便利になります。

仙台市【宮城野区】の新しい開発プロジェクト

「バスタ仙台」構想

構想中

次世代型の交通結節点が誕生!?
バスや鉄道などを有機的につなぐ国土交通省の公共交通ターミナル整備事業「バスタプロジェクト」が、JR仙台駅周辺で検討されていることが分かった(2021年1月時点)。高速バスの発着所が集約されれば、東北の玄関口としての利便性がさらに向上する。関係者は「次世代型の交通結節点が誕生する」と実現に期待する。

仙台駅周辺は高速バス乗り場が西口と東口に分散している。使い勝手の悪さが指摘されており、事業では喫緊のテーマとして乗り場の集約化が検討される見通し。路線バスの通行が多い西口は渋滞が常態化しており、東口での拠点化が妥当との見方も出そうだ。

参考URL:河北新報社

「仙台東道路」構想

構想中

仙台市中心部と沿岸部を結ぶ新しい道路を計画検討中!
正式なルートは決まっていないが、構想では仙台市都心部から都市計画道路元寺小路福室線と並走し、仙台東ICと仙台港ICとの間(仙台市宮城野区鶴巻地区)で仙台東部道路に接続する案等が検討されている。

上記構想のバスタを起点に、高速バスが仙台東道路にスムーズに乗り入れられれば、渋滞の緩和で定時性の確保が期待される。三陸沿岸道へのアクセスも良くなり、被災自治体の交流人口が増えて復興促進に貢献できる可能性もある。

参考URL:Wikipedia

ヨドバシ仙台第1ビル計画

2023年6月2日開業

ヨドバシ仙台第1ビル計画
ヨドバシ仙台第1ビル計画

ヨドバシカメラはJR仙台駅東口の旧店舗跡(現在は駐車場)に、地下1階、地上12階で、延べ床面積約7万6500平方メートルの建設を予定。

低層階は商業テナント、中層階は1000台超の立体駐車場、高層階はオフィスで構成する。仙台市と協議し、駅前のバスターミナルやペデストリアンデッキを整備する方針(上図参照)。

当初ヨドバシHDは、音楽ホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」や東急ホテルズが運営する「エクセルホテル」(約300室)を加えた地上20階建てのビル開発を構想したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて計画を見直した。

参考URL:ヨドバシ.com|ヨドバシ仙台第1ビル開発計画 事業計画が決定いたしました

宮城県広域防災拠点整備

2032年全面供用予定

災害に強い街を目指し緑豊かな都市公園が誕生
楽天生命パーク宮城の近くのJR貨物ターミナル駅敷地に公園ができる。普段は緑豊かな都市公園としてウォーキングやジョギング、各種球技などを楽しむことができ、大規模災害が発生した際などの緊急時には、消防や自衛隊の活動拠点となるほか、物資の集配拠点として市町村の活動を支援。ヘリコプターによる傷病者・物資・部隊などの緊急搬送や救急医療も行われる予定。

参考URL:宮城県:広域防災拠点と圏域防災拠点の整備

東京エレクトロンホール宮城(県民会館)・NPOプラザ

2028年度中にオープン予定

仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)の移転集約に絡み、宮城県と国立病院機構が2022年3月、仙台医療センター跡地(宮城野区)と南隣にある宮城野原公園総合運動場の県有地の一部(同)を等価交換していたことが分かった。跡地には県民会館とみやぎNPOプラザ(同)による複合施設が28年度中にオープンする予定。

当初の予定→仙台市青葉区の「宮城県美術館」と「東京エレクトロンホール宮城(県民会館)」を宮城野区の仙台医療センター跡地に移転、集約する構想を巡り、県有識者懇話会は2020年2月20日の最終会合で、県が提示した最終案をおおむね容認。(参考:河北新報社 2020年02月21日2019年12月06日2019年11月19日
美術館について、施設老朽化やバリアフリーへの対応といった従来の課題に言及。地下に仙台西道路のトンネルがあることなどから、一時検討を進めていた現地改修は施工上の制約が生じるとし、移転新築の優位性を強調した。
宮城県美術館の移転問題については、詳しい経緯が河北新報社「考えよう、宮城県美術館のコト」という特設サイトに掲載されています。


候補地(画像:河北新報社)

参考:仙台市音楽ホール検討懇話会
参考:河北新報社「考えよう、宮城県美術館のコト」

※2020年11月16日現在:宮城県美術館は知事が移転断念を表明している。
※2021年12月9日現在:仙台市長は市中心部に整備する音楽ホールの建設地に関し、市地下鉄東西線国際センター駅北側「せんだい青葉山交流広場」(青葉区)が「有力」と正式に表明している。

仙台市【若林区】の新しい開発プロジェクト

東北学院大学 五橋アーバンキャンパス

2022年9月竣工、2023年4月完成

東北学院大学 五橋アーバンキャンパス
引用:東北学院大学アーバンキャンパス計画

市民利用可能な多目的ホールもあります!
旧仙台市立病院跡地に建殷される「東北学院大学五橋キャンバス」の計画がスタートした。学生以外に市民が利用できる多目的ホールや飲食施設などを備えており、一部の建物と地下鉄南北線五橋駅の地下構内を直結する方向で調整中だ。開校すれば約6000人の学生や職員が移動してくることになり、五橋や荒町周辺の新たな街づくりのきっかけとして期待される。

仙台市【太白区】の新しい開発プロジェクト

(未定)イオンタウン長町計画

長町にイオンタウン建設予定?
株式会社イオンタウンにより、商業施設建設予定地として数年来看板が設置されているが、現在のところ、プレスリリース無し。

仙台市【泉区】の新しい開発プロジェクト

泉区役所建て替え計画

出典:河北新報社

新庁舎と民間施設のうち1棟は、2025年度の利用開始を目指す(2026年度までに新庁舎使用開始予定)

北の副都心に再注目!さまざまな意見を集約中
老朽化に伴う仙台市泉区役所の建て替えで、有識者による事業者選定委員会は14日、三菱地所(東京)が代表企業の8社グループを優先交渉権者とする審査結果を郡和子市長に報告。仙台市は近く事業者に正式決定する見通しで、8社グループは設計から施工、完成後の維持管理や運営までを一貫して担う。

選ばれたのは「仙台市泉中央駅前まちづくり推進コンソーシアム」。三菱地所のほか、三菱地所設計東北支店、清水建設東北支店、阿部建設、東北労働金庫、山一地所、三菱地所プロパティマネジメント、三菱地所パークスで構成する。

新庁舎は地下1階地上5階で敷地南西に配置し、市地下鉄泉中央駅と地下で直結。地下1階に市民参画スペースを設け、窓口機能を集約した2、3階までエスカレーターでつなぐ。敷地中央は約3000平方メートルの広場とし、イベントに活用する。敷地東側は用地を買い取り、民間施設2棟を南北に建てる。東北労働金庫などが入る8階建てビルと、14階建て賃貸マンションを予定。2棟とも低層部にギャラリーやカフェなどを誘致する構想がある。新庁舎と民間施設のうち1棟は、2025年度の利用開始を目指すとした。

参考サイト:仙台市役所:泉区役所の建替えに関する検討について
最新情報:2023年3月6日 仙台・泉区役所建て替え基本計画まとまる 渋滞緩和へ駐車場を柔軟に運用(河北新報社)

宮城テレビ放送 本社スタジオ移転予定

2030年代前半を目処

大型商業施設セルバ南側の民間駐車場(約6150平方メートル)の土地を2021年に住友商事から取得。1970年の開局時から宮城野区日の出町に構えていた本社を、2030年代前半をめどに移転・新築する予定。

泉パークタウン第6住区「朝日」開発計画@三菱地所

東工区完成、2022年7月下旬より販売開始

開発するのは泉区根白石字針生山5-3ほかの山林・水田など約148.2ha。泉パークタウンのうち、第4住区・寺岡地区および第5住区・紫山地区の西側に位置する。土地215筆のうち、すでに202筆を取得済み。
三菱地所の計画では、2018年11月に造成工事に着手し、2021年12月下旬の3年をかけて造成する。住宅約1980戸、計画人口約7900人。2022年春より分譲開始。

町名は「朝日」とする方針を明らかにした(2020年5月現在)。

2021年12月現在、街の公式サイトも完成。
2022年6月現在、7月下旬からパナソニックホームズが「パークナードテラス 泉パークタウン朝日」として209区画(総区画数721区画)を第1期 建売分譲開始予定。

参考サイト:仙台市
参考サイト:日刊建設新聞
公式サイト:泉パークタウン「朝日」

(未定)アリオ仙台泉跡地開発

2024年1月31日をもって閉店したアリオ仙台泉の跡地の今後に注目。泉区役所建て替え工事とともに、駅前の有効活用に期待。土地の一部と建物を所有する住友商事が今後の利用について検討を進めている。

(未定)仙台徳洲会病院跡地開発

施設の老朽化に伴い仙台市泉区高玉町に建設を進めてきた「仙台徳洲会病院」が2022年4月1日に完成し移転が完了。泉中央駅からほど近い好立地である病院跡地の今後の活用に期待。

引用:suumo スーモマガジン「仙台の未来予想図2020」+加筆・新プロジェクト